シルヴィアな日々

詩の心で宇宙をみます

はじまり

詩人の目で世界を見つめたらどんな風なのだろう

見えなかった風が見え

聞こえなかった街の声や夜のつぶやきも聞こえてくるんだろうか?

真夜中へ向かっていく~時が濃密度を増していく…グラグラの官能の時…真夜中の充足…

だがしかし、

ウィンドウのスリガラスが濃いブルーに染まる頃には

時は濃いブラックコーヒーのグラグラのめまいから一気に開放されたように…

いつの間にか

しらけた

日常という名の時のはじまり

魔術的なる真夜中からの開放に

ふっと…安堵する